パナソニックのギュットクルームシリーズには、代表的なシリーズとしてEX、DX、FDXの3つのモデルがあります。最大の違いはチャイルドシートとバスケットの有無で、EXとDXはクルームシート搭載型、FDXはバスケット付きとなっています 。
EXとDXの主な違いは「ラクイック」機能の搭載で、EXには電子キーによる自動解錠機能が備わっています 。
価格差は17,000円程度となっており、EXの方が高スペック高価格です。
FDXは前子乗せタイプでバスケット付きの実用的なモデルとなっており、買い物などで荷物を多く運ぶ方に適しています 。
この記事では、それぞれのモデルの特徴や価格差、機能の違いを詳しく解説していきます。
毎日の使用頻度や用途によって最適なモデルが異なりますので、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶ参考になったら嬉しいです。
目次
ギュットクルームEXとDXとFDXの違いを6つ!
ギュットクルームEXとDXとFDXの違いを完全比較していきます!!
特徴 | ギュットクルームEX | ギュットクルームDX | ギュットクルームFDX |
---|---|---|---|
バスケット | あり | あり | あり |
チャイルドシート | あり | あり | あり |
ラクイックの有無 | あり | なし | あり |
ソーラーオートテール4の有無 | あり | なし | あり |
車体サイズ | 約1795mm × 590mm × | 約1700mm × 590mm | 約1700mm × 580mm |
適用身長 | 約142cm~(幼児2人同乗の場合は154cm以上) | 約142cm~(幼児2人同乗の場合は154cm以上) | 約142cm~(幼児2人同乗の場合は155cm以上) |
重さ | 約32.4kg | 約31.6kg | 約30.1kg |
メーカー希望価格 | 218,000円 | 190,000円 | 187,000円 |
参考:パナソニック公式HP
ギュット・クルームEX、DX、FDXの違いを6つのポイントで比較します。
1. チャイルドシートとバスケット
EXとDXは クルームシートを搭載し、フロントバスケットは非搭載です。
前にしっかりした子乗せチャイルドシートがあるので、前かごの位置にチャイルドシートがどっしりあります。
FDXはクルームフロントシートを搭載し、フロントバスケットを標準装備しています。
前かごを残してサドルの間に前乗せシートを設置しているタイプです。
2. ラクイックの有無
EXはラクイック機能をオプションで搭載できます。
DXとFDXは ラクイック機能は非搭載です。
電子キーは持っているだけで開錠可能です。
荷物が多い人や、自転車の使用頻度がほぼ毎日の方、子供を2人以上乗せる予定の人にはおすすめ。
雨の日も鍵を探さなくてよいです。
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3. ソーラーオートテール4の有無
EXはソーラーオートテール4を搭載しています。
DXとFDXは ソーラーオートテール4は非搭載です。
ソーラーオートテール4は、太陽光を利用して充電されるため、電池交換の手間が省けます。
日中に充電されることで、夜間の使用に備えることができます。
しかも、内蔵されたセンサーにより、周囲が暗くなると自動的に点灯します。これにより、ユーザーが手動でスイッチを操作する必要がなく、常に安全を確保できます。
また、約8時間の連続使用が可能で、停車後は約1分間点滅し続ける機能もあります。夕方や夜間に帰宅しても、駐輪時に暗くて見えない!がない自転車です。
ソーラーオートテールは、雨に強い防滴構造が施されており、悪天候でも安心して使用できます。
4. 車体サイズと適用身長
EX: タイヤサイズは20×1.95HEで、乗車適応身長は142cm以上(幼児2人同乗の場合は154cm以上)です。
DX: タイヤサイズは20×1.95HEで、乗車適応身長は142cm以上(幼児2人同乗の場合は154cm以上)です。
FDX: タイヤサイズは20×.2215HEで、乗車適応身長は142cm以上(幼児2人同乗の場合は155cm以上)です。
5. 重さ
EX: 車体重量は約32.4kgです。
DX: 車体重量は約31.6kgです。
FDX: 車体重量は約30.1kgです。
6. 価格
EX: メーカー希望小売価格は約218,000円(税込)です。
DX: メーカー希望小売価格は約190,000円(税込)です。
FDX: メーカー希望小売価格は約187,000円(税込)です。
各インターネットサイト上ではもう少し安く購入できます!
これらの違いを考慮して、使用目的や必要な機能に合わせて最適なモデルを選択してください。
EX・DX・FDXをそれぞれおすすめする人
ギュットクルームEX: 高機能を求める方に適しており、ラクイック機能(電子キー)やソーラーオートテール機能などが充実しています。
ギュットクルームDX: 価格を重視しつつも基本的な機能を求める方に向いています。
ギュットクルームFDX: 前かごが必須の方だけども、より手頃な価格を求める方におすすめです。
各モデルの特徴を理解し、ご自身のニーズに合ったモデルを選択してくださいね。
ギュットクルームR・DXとR・EXシリーズをおすすめする人
子供がすでに2歳以上もしくは子供が2人以上で大人含め3人乗りしたい方へおすすめのモデルは
R・DXとR・EXシリーズです!
後ろ用のシートが標準装備されていて、前かごも標準装備されています。
この最初にRがついているシリーズはRでリアチャイルドシートの意味を持っています。
元々の値段が高いのですが、リアチャイルドシートが標準でついているのでトータルはほぼ同じになります。
後付けでハンドルア吊り下げ式のシートを設置すれば、あっという間に3人乗りになります。
自転車屋さんで前乗せ後付けシートの設置をやってくださることもできます。
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我が家は3人乗り前提で、最新設備の電子キー(ラクイック)を希望、さらに前かごも必須!と考えていたため、R・EXを購入しました!
ギュットクルームEX・DX・FDXの最安値
ギュットクルームEX・DX・FDXの最安値は各モデルの価格は販売店や時期によって異なりますが、以下の価格帯が一般的です。
ギュットクルームEX 最安値約17万円~
ギュットクルームDX 最安値約15万円~
ギュットクルームFDX 最安値約15万円~
ネット通販では、ポイント還元やセールによってさらにお得に購入できる場合があります。
例えば、楽天市場やYahoo!ショッピングでは、クレジットカード会員限定でのセール期間もあります。
ネットで購入すると、ポイントが貯まりやすく、組み立てや配送サービスも充実しています。
ギュットクルームEX・DX・FDXの違いまとめ
各モデルの主な違いについて、特徴を解説していきます。
バスケットとチャイルドシート
EXとDXは前乗せチャイルドシート(クルームシート)搭載でバスケットなし、FDXはバスケット付きという大きな違いがあります 。
対応身長と年齢
前乗せチャイルドシートの対応年齢は1歳以上から4歳未満まで、お子様の身長は70cm以上100cm以下に対応しています 。
ラクイックとソーラーオートテール
EXモデルとDXモデルでは、ラクイックとソーラーオートテールの有無が主な違いの一つとなっています 。
機能性と価格のバランスで選ぶのがポイントです。
機能性を重視する方には、電子キーで自動解錠が可能なEXがおすすめです 。
EXはDXと比べて約2万円ほど高いですが、便利な機能が充実しています 。
一方、コストパフォーマンスを重視する方には、DXかFDXがおすすめです。特にFDXは標準で前かご付きで、買い物時の荷物の収納に便利です 。
日常的な使用頻度が低い場合でも、十分な機能を備えています。
さらに、お子様2人乗せでの使用を考えている方は、バスケットの有無をチェックすることが重要です。EXとDXはクルームシート搭載でバスケットなし、FDXはバスケット付きという特徴があります 。
選び方のポイントは以下の通りです。
機能重視:EX(電子キー対応)
価格重視:DX・FDX
収納重視:FDX(前かご付き)